びまん性大細胞型B細胞リンパ腫患者におけるPola-R-CHPとR-CHOPを比較したPOLARIX試験の5年転帰。

原題
Five-Year Outcomes of the POLARIX Study Comparing Pola-R-CHP and R-CHOP in Patients With Diffuse Large B-Cell Lymphoma.
背景:POLARIX(NCT03274492)において,polatuzumab vedotin+RCHPは以前,未治療の中/高リスクDLBCLにおいてR-CHOPに対してPFSを改善した。

方法:無作為化した世界のITT集団(N=879)を中央値64.1か月間追跡し,Pola R CHPとR-CHOPを比較した。

結果:Pola R CHPは進行のリスクを低下させ(PFS HR 0.77、95%CI 0.62-0.97)、5年PFSは64.9%対59.1%であった。OSの差は有意ではなかった(HR 0.85、95%CI 0.63-1.15)。リンパ腫関連死は46対62であった;探索的解析では、ABCサブタイプおよびIPI 3-5においてPola R CHPが支持された。長期忍容性は同様であった。

結論:5年間のデータから、持続的なPFSのベネフィットが確認され、Pola R CHPがDLBCLの最前線の標準治療であることが支持された。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00925
PMID: 40991874

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