交差癌解析により、根治的放射線療法中の免疫調節の明確なパターンが明らかになる。

原題
Cross-Cancer Analysis Reveals a Distinct Pattern of Immune Modulation During Curative Radiation Therapy.
背景:放射線療法の全身的な免疫作用は完全には理解されていない;この研究は固形腫ように対して治癒的RTを受けている患者における免疫変化をプロファイリングした。

方法:局所頭頸部、非小細胞肺がん、直腸がん、または四肢軟部組織肉腫を有する37人の患者が、>45 GyのRT(同時化学療法で~50%)を受けた。45 Gy前後の血液をマルチプレックスサイトカインアッセイおよびCyTOFにより分析した;所見は臨床転帰と相関していた。

結果:CXCL12およびMCP-1は増加した(P=.044およびP<.001)。単球は上昇したが、NKおよびB細胞は低下した(P<.001)。CD4エフェクターT細胞は、後に遠隔転移を発症した患者で減少した(P=.049)。変化は腫瘍および化学療法に依存しなかった。 結論:RTは、骨髄動員およびリンパ球枯渇への保存された全身性免疫シフトを促進し、CD4エフェクターの喪失は転移と関連する。 Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11) DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.08.039
PMID: 40970850

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