原題
A randomized Phase II trial of High Dose-Rate (HDR) and Low Dose-Rate (LDR) brachytherapy as monotherapy in localized prostate cancer: analysis of initial arms of Canadian cancer trials group PR19 (NCT02960087).
背景:LDRおよびHDRは低リスク前立腺がんの選択肢である;単回照射HDRがより少ない尿毒性で同等のコントロールを提供するという仮説。主要評価項目:48ヵ月時点でのPSA<0.4 ng/mL。
方法:低/中リスク患者をLDR I-125 144 Gy(第1群)とHDR 19 Gy+前立腺内ブースト照射(第2群)に無作為に割り付けた。追跡調査:PSA、CTCAE v4毒性、QOL。
結果:患者103名(LDR 51名、HDR 52名)、追跡期間中央値53ヶ月。4年間のPSAコントロールはLDR 78.4%対HDR 21.2%。局所進行は2%対13.5%。グレード3の毒性:LDR 6名、HDR 2名。LDRは最初の6ヶ月間に尿/腸症状が悪化した。
結論:LDRは高い4年疾患制御をもたらしたが、単回HDRは許容できない癌制御を示した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111124
PMID: 40930276
限局性前立腺がんにおける単独療法としての高線量率(HDR)および低線量率(LDR)小線源治療のランダム化第II相試験:カナダのがん試験グループPR19(NCT02960087)の初期群の解析。

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