局所進行子宮頸癌におけるPD-L1の発現:パイロットクロスクローン比較試験。

原題
PD-L1 expression in locally advanced cervical cancer: A pilot cross clone comparison study.
背景:局所進行子宮頚癌における矛盾したPD-L1陽性を報告する試験があり、クローン関連のアッセイの違いがこれを説明する可能性がある。SP142と22C3を比較した。

方法:30人のFIGO 2018ステージIII患者(20人のSP 142陰性、10人のSP 142陽性)において、生検は22C3 pharmDxで染色され、CPS≧1は陽性と定義された。予測値は、参照として各クローンを用いて計算した。

結果:コホート陽性33.3%;22C3陽性36.6%(11/30)。SP142陰性20例中6例は22C3陽性(SP142 NPV 70%)、SP142陽性5例は22C3陰性(SP142 PPV 50%)であった。SP142を対照とした場合、22C3 PPV/NPVは45%および73%であった。

結論:全体的な割合は類似しているが、クローン間の患者ごとの不一致はかなりあり、さらなる調査が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.08.056
PMID: 40914540

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