原題
Racial and Ethnic Disparities Along the Treatment Cascade Among Medicare Fee-for-Service Beneficiaries With Metastatic Breast, Colorectal, Lung, and Prostate Cancers.
背景:本研究は,転移性乳癌,結腸直腸癌,肺癌および前立腺癌を有するMedicare患者に対する治療および生存における人種および民族的差異を検討した。
方法:新たに診断された患者のSEER-メディケアデータベース(2016-2020)からのデータを、治療格差および生存転帰を評価するために統計モデルを用いて分析した。
結果:22,015人の患者の中で、人種グループ間で全身療法を受けることに有意な格差があった。患者が2ヶ月以内に何らかの全身療法を受けた場合、全生存格差は観察されず、低所得の補助金の状況が治療格差の有意な寄与因子であった。
結論:介入は、第一選択の全身療法へのアクセスを改善し、生存格差を縮小するために低所得患者のニーズに対処することに焦点を当てなければならない。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-02440
PMID: 40865035
コメント