原題
Ten-year survival rates by PSA nadir in patients with metastatic hormone-sensitive prostate cancer: long-term survival analysis from the ECOG-ACRIN 3805 (CHAARTED) trial.
背景:CHAARTED試験では、ドセタキセル(D)併用または非併用でアンドロゲン除去療法(ADT)を受けている転移性ホルモン感受性前立腺癌(mHSPC)患者の長期生存を、6か月での10年全生存(OS)とPSA値に焦点を当てて検討した。
方法:OSはカプラン・マイヤー法を用いて算出し、疾患量およびPSA値で層別化した。多変量Cox回帰分析では、様々な因子で補正して、PSA最低値とOSとの関係を分析した。
結果:790人の患者のうち、10年OSはADT+Dで25.9%、ADTで22.5%であった。PSA<0.2 ng/mLは、治療群全体でOSの改善と相関していた。
結論:ADT+Dは、重要な予後マーカーとしてPSA最低値<0.2 ng/mLを有する大量のmHSPC患者のOSを増強する。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.08.004
PMID: 40854410
コメント