DAHANCA 19無作為化第III相試験に組み入れられた頭頸部扁平上皮癌患者の放射線治療の質の保証。

原題
Radiotherapy quality assurance of patients with squamous cell carcinoma of the head and neck included in the DAHANCA 19 randomised phase III trial.
背景:本研究では、DAHANCA 19試験における放射線治療の品質保証(QA)を評価し、Zalutumumabを併用する場合と併用しない場合の標準的な化学放射線療法を比較した。

方法:608人の患者からの放射線治療データセットを一元的に収集し、QAパラメータをDAHANCA RTQAガイドラインに照らして分析し、逸脱を特定した。

結果:608人の患者のうち、118人に軽微な逸脱があり、15人(2.5%)に重大な逸脱があり、ほとんどが実験群で発生した。軽微な逸脱はアウトカムに影響を及ぼさなかったが、重大な逸脱は生存率の低下につながったが、放射線療法の質によるものではなかった。

結論:DAHANCA 19の治療計画はおおむねガイドラインに準拠しており、QAの問題が試験の結論に影響を及ぼすという証拠はなかった。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111096
PMID: 40825443

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