高リスクの寡分割患者における1週間と2週間の乳癌補助放射線療法(HYPART):急性毒性の結果。

原題
HYPofractionated Adjuvant RadioTherapy in 1 versus 2 weeks in high-risk patients with breast cancer (HYPART): Acute toxicity results.
背景:HYPART研究では、急性毒性に焦点を当てて、高リスク乳癌患者に対する1週間の補助放射線療法スケジュールと2週間のスケジュールを比較した。

方法:乳房切除術後または乳房温存手術後の高リスク患者を、1週間に26 Gyを5分割照射する群、または2週間に34 Gyを10分割照射する群のいずれかに無作為に割り付けた。急性毒性はRTOG分類システムを用いて評価した。

結果:941名の患者のうち、毒性は両スケジュールで同程度であったが、嚥下障害は1週間群で有意に低かった。その他の急性副作用は同程度であった。

結論:1週間のレジメンは、特に嚥下障害に関して忍容性の改善を示し、今後の試験デザインに情報を提供した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.07.1447
PMID: 40780546

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