原題
Focal Boost to the Intraprostatic Tumor in External Beam Radiotherapy for Patients With Localized Prostate Cancer: 10-Year Outcomes of the FLAME Trial.
背景:FLAME試験では、標準的な外照射療法(EBRT)と併用した前立腺内腫瘍病変の局所ブースト照射が、中リスクおよび高リスクの前立腺がん(PCa)患者の生化学的無病生存率(bDFS)を改善するかどうかを検証した。
方法:この多施設無作為化第III相試験では、571人の患者が標準EBRT(77 Gy)または可視病変への局所ブースト(最大95 Gy)を伴うEBRTのいずれかを受け、追跡期間は10年に及んだ。
結果:10年後、bDFSは標準治療群で71%であったのに対し、局所ブースト治療群では86%であり、様々な生存エンドポイントにおいて有意な改善を示した。
結論:局所ブーストは毒性を追加することなくbDFSを増強し、PCaの再発を軽減するのに役立つ。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00274
PMID: 40758955
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