ENZA-p(ANZUP1901)における転移性去勢抵抗性前立腺癌におけるベースラインのPSMA-PET総腫瘍体積およびSUVmeanの予後および予測値:多施設共同、非盲検、無作為化、第2相試験のサブスタディ。

原題
Prognostic and predictive value of baseline PSMA-PET total tumour volume and SUVmean in metastatic castration-resistant prostate cancer in ENZA-p (ANZUP1901): a substudy from a multicentre, open-label, randomised, phase 2 trial.
背景:本研究では、エンザルタミド単独またはLu-PSMA-617による治療を受けた前立腺がん患者における全生存の予測および予後バイオマーカーとして、Ga-68 PSMA-PET-CTから得られたベースラインの定量的パラメータを評価する。

方法:第2相試験では、転移性去勢抵抗性前立腺がんの男性162人がエンザルタミドまたはエンザルタミド+Lu-PSMA-617の投与に無作為に割り付けられた。SUVmeanおよびPSMA-TTVなどのパラメータは、生存アウトカムとの相関について評価された。

結果:治療を受けた患者160人のうち、ベースライン時のPSMA-TTV高値は両治療群における全生存率の改善と相関していたが、SUVmeanは有意な予後値を示さなかった。

結論:ベースラインのPSMA-TTVは有用な予後マーカーであるが、SUVmeanはこの状況における生存を予測しない。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00339-0
PMID: 40752515

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