非小細胞肺癌における放射線誘発食道炎の線量パターンと線量測定予測因子の外部検証。

原題
External Validation of Dose Patterns and Dosimetric Predictors for Radiation-Induced Esophagitis in Non-Small Cell Lung Cancer.
背景:放射線誘発食道炎(RE)は、非小細胞肺癌(NSCLC)を化学放射線療法で治療する際の重大な合併症である。本研究は、独立したコホートにおいて、用量パターンおよびグレード2以上のRE(RE2+)の予測因子を検証することを目的とした。

方法:RTOG-0617試験から得られた患者データを解析した。ボクセルベース解析(VBA)は線量パターンを評価し、一般化線形モデルは線量測定因子と非線量測定因子を評価した。

結果:495人の患者のうち、326人が分析された。RE2+発生率は44%であった。VBAは、上中部胸部食道における有意な線量関連を特定した。

結論:この検証は、上部-中部食道の重要性を強調し、UME-DをRE2+の信頼できる予測因子として同定し、臨床診療に情報を提供する。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.07.1445
PMID: 40752651

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