原題
Relative Biological Effectiveness Derived from NTCP Analysis of Carbon Ion vs. Photon Radiotherapy in Locally Advanced Non-Small Cell Lung Cancer.
背景:局所進行非小細胞肺癌(LA-NSCLC)患者の急性放射線肺臓炎(RP)に対する炭素イオン線治療(CIRT)と光子線治療の相対的生物学的有効性(RBE)を評価した。
方法:2016年1月から2023年12月までに治療した患者を傾向スコアマッチングを用いてマッチングした。主要エンドポイントはグレード2以上の急性RPの発生率であり、用量-容積ヒストグラムデータに基づくNTCPモデルを用いた。
結果:解析には1群あたり158人のマッチさせた患者が含まれ、Lyman-Kutcher-BurmanモデルからのTD₅₀値に基づいて、急性RPのRBEが2.66であることが明らかになった。
結論:NTCPモデリングはRBE推定に役立ち、より大きなデータセットでのさらなる検証を必要とする。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.07.1420
PMID: 40701500
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