原題
Stereotactic body radiotherapy for single and multiple early-stage non-small cell lung cancer in patients aged ≥ 80 years.
背景:肺癌は80歳以上の人の癌関連死の主要な原因であり、多発性原発性肺癌(MPLC)の発生率が増加している。多くの高齢患者は手術に適さず、定位放射線治療(SBRT)のような代替治療の必要性が強調されている。
方法:この後ろ向き研究では、SBRTで治療した141例の肺癌を有する80歳以上の患者118例を対象に、局所制御、無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)、癌特異的生存期間(CSS)、および毒性を評価した。
結果:追跡期間中央値は47か月で、高い局所制御率(2年で96.2%)と許容可能な生存率を示し、毒性は最小限であった。
結論:SBRTは、高齢患者における早期NSCLCおよびMPLCに対する効果的かつ安全な治療法である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02693-w
PMID: 40676665
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