原題
Efficacy and Safety of Avutometinib ± Defactinib in Recurrent Low-Grade Serous Ovarian Cancer: Primary Analysis of ENGOT-OV60/GOG-3052/RAMP 201.
背景:本研究では、プラチナ製剤による化学療法後に再発した低悪性度漿液性卵巣癌(LGSOC)患者を対象に、アヴトメチニブ単独またはデファクトニブとの併用の有効性と安全性を評価した。
方法:この第II相試験では、主要エンドポイントとして客観的奏効率(ORR)に焦点を当てて、患者をアヴトメチニブ単独療法またはデファクトニブとの併用療法のいずれかに無作為に割り付けた。
結果:115人の患者の中で、この組み合わせは31%の確認されたORRを示し、応答期間の中央値は31.1ヶ月であった。無増悪生存期間の中央値は12.9ヶ月であり、突然変異コホートでより高い有効性を示した。
結論:この結果は、この併用療法が標準治療となる可能性を支持しており、さらなる第3相試験につながるものである。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00112
PMID: 40644648
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