肝外胆管癌および胆嚢癌に対する補助化学放射線療法および免疫療法:無作為化臨床試験。

原題
Adjuvant Chemoradiation and Immunotherapy for Extrahepatic Cholangiocarcinoma and Gallbladder Cancer: A Randomized Clinical Trial.
背景:肝外胆管癌(EHC)と胆嚢癌(GBC)は切除後の有効な補助療法を欠いている。

方法:ACCORD試験(2020年4月~2022年6月)では、手術後の93人の患者を、カペシタビンと放射線療法を併用したカムレリズマブを投与する治療群、または観察群に無作為に割り付けた。

結果:併用群は有意に良好な全生存率(OS)を示し、1年、2年および3年生存率はそれぞれ95.7%、71.4%および58.2%であったのに対し、観察群では80.9%、52.9%および30.5%であった(ハザード比0.43)。無再発生存率(RFS)も併用群の方が良好であった。

結論:カムレリズマブレジメンは、忍容可能な安全性プロファイルで優れた生存転帰を示し、さらなる調査が必要である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.1926
PMID: 40638104

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