KRAS G 12 C陽性非小細胞肺癌患者におけるDivarasib単剤:第I相試験の長期追跡調査。

原題
Single-Agent Divarasib in Patients With KRAS G12C-Positive Non-Small Cell Lung Cancer: Long-Term Follow-Up of a Phase I Study.
背景:Divarasib(GDC-6036)は、管理可能な安全性プロファイルで進行したKRAS陽性非小細胞肺癌(NSCLC)の治療に可能性を示す次世代のKRAS G12C阻害薬である。

方法:経口ジバラシブ(50〜400 mg/日)で治療した65人の患者を対象とした多施設第I相試験(NCT04449874)の長期結果を、安全性と抗腫よう活性に焦点を当てて報告した。

結果:安全性プロファイルは一貫しており、患者の48%が1年を超えて治療を受けた。客観的奏効率は55.6%であり、奏効期間中央値は18ヵ月、無増悪生存期間中央値は13.8ヵ月であった。

結論:Divarasibは、進行したKRAS陽性NSCLCにおいて長期的な安全性と有望な抗腫瘍効果を示し続けている。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00040
PMID: 40632992

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