原題
RP1 Combined With Nivolumab in Advanced Anti-PD-1-Failed Melanoma (IGNYTE).
背景:免疫チェックポイント遮断失敗後のメラノーマに対する有効な治療法は限られている。本研究では、抗PD-1抗体陰性メラノーマ患者を対象に、HSV-1ベースの腫瘍崩壊性免疫療法であるRP1とニボルマブの併用を評価する。
方法:抗PD-1での進行が確認された進行メラノーマ患者は、ニボルマブと共に最大8回のRP1を腫瘍内に最大2年間投与された。客観的奏効率(ORR)は、独立した中央審査により評価された。
結果:登録された140人の患者のうち、確認されたORRは32.9%であり、奏効期間の中央値は33.7ヶ月であった。1年および2年全生存率はそれぞれ75.3%および63.3%であった。
結論:ニボルマブによるRP1は、この患者集団において有意で持続的な反応を誘発し、安全性プロファイルは良好であった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-01346
PMID: 40627813
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