再発/難治性大細胞型B細胞リンパ腫に対するLisocabtagene Maraleucelと標準治療の比較:無作為化第III相TRANSFORM試験からの3年間の追跡調査。

原題
Lisocabtagene Maraleucel Versus Standard of Care for Second-Line Relapsed/Refractory Large B-Cell Lymphoma: 3-Year Follow-Up From the Randomized, Phase III TRANSFORM Study.
背景:TRANSFORM試験では、二次治療の原発性難治性/早期再発大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)の成人患者を対象に、標準治療(SOC)と比較してlisocabtagene maraleucel(liso-cel)を評価し、自家幹細胞移植候補者のアウトカムに焦点を当てた。

方法:計184名の患者をliso-celまたはSOCのいずれかに無作為に割り付け、中央値33.9ヶ月の追跡調査後に結果を記述的に報告した。

結果:Liso-celは優れた無イベント生存期間(29.5ヵ月対2.4ヵ月)および無増悪生存期間(NR中央値対6.2ヵ月)を示した。36ヵ月全生存率はLiso-cel群で63%、SOC群で52%であった。

結論:Liso-celは有効性の改善と良好な安全性プロファイルを示し、再発/難治性LBCLに対する二次治療としての使用を支持した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00399
PMID: 40623279

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