転移性去勢抵抗性前立腺癌(VIOLET)患者におけるテルビウム-161[(161)Tb]Tb-PSMA-I&Tデュアルβ-オージェ放射性リガンド療法のヒトにおける最初の結果:単一施設、単一群、第1/2相試験。

原題
First-in-human results of terbium-161 [(161)Tb]Tb-PSMA-I&T dual beta-Auger radioligand therapy in patients with metastatic castration-resistant prostate cancer (VIOLET): a single-centre, single-arm, phase 1/2 study.
背景:テルビウム-161(Tb)は、転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)の治療において、ルテチウム-177(Lu)よりも高い有効性を示す。本研究では、mCRPC患者における[Tb]Tb-PSMA-I&Tの安全性を評価する。

方法:Peter MacCallum Cancer Centreで実施された第1/2相試験であるVIOLET試験には、進行性mCRPCの男性が登録された。3つの用量レベル(4.4、5.5、および7.4 GBq)について、用量制限毒性、最大耐量、および有害事象を評価した。

結果:30人の患者が登録され、用量制限毒性は認められなかった。最大耐量は7.4 GBqと決定され、グレード3の治療関連有害事象は限定的であった。

結論:[Tb]Tb-PSMA-I&Tは最大投与量で安全であり、さらなる臨床研究が必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00332-8
PMID: 40617237

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