原題
Outcomes of Volumetric-Modulated Arc Therapy for Refractory, Corticosteroid-Resistant Orbital Inflammatory Diseases.
背景:コルチコステロイド抵抗性眼か炎症性疾患に対する容積変調アーク療法(VMAT)の効果と安全を、放射線治療中デザイン、転帰、及び副作用に焦点を当てて評価した。
方法:2019年11月から2022年7月までにVMATで治療した57人の患者について後ろ向き分析を行った。一次エンドポイントにはコルチコステロイドの減量が含まれ、二次エンドポイントでは眼症状の改善および長期的な副作用が評価された。
結果:追跡期間中央値27.5か月後、89.5%が陽性反応を示し、56.1%がコルチコステロイドを完全に漸減し、複視、眼球突出、視力、運動の改善を認めた。長期的な副作用は少なかった。
結論:VMATは最小限の副作用で難治性眼窩炎症性疾患を効果的に治療し、最適な投薬と計画のためのさらなる試験を必要とする。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101811
PMID: 40611879
コメント