原題
Nivolumab-AVD Versus Brentuximab Vedotin-AVD in Older Patients With Advanced-Stage Classic Hodgkin Lymphoma Enrolled on S1826.
背景:古典的Hodgkinリンパ腫(cHL)の高齢患者は若年患者より生存率が低い。
方法:この研究では、SWOG S1826試験の高齢患者(60歳以上)を評価し、新たに診断された進行期cHLにおいて、6サイクルのニボルマブ+AVD(N-AVD)とブレンツキシマブ・ベドチン+AVD(BV-AVD)を比較した。
結果:適格患者99例の2年無増悪生存率は,N-AVD群89%,BV-AVD群64%,全生存率はN-AVD群96%,BV-AVD群85%であった。
結論:N-AVDはBV-AVDよりも忍容性が高く、より効果的であり、高齢で適格な進行期cHL患者に対する新しい標準治療として確立された。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00204
PMID: 40523203
コメント