脊椎定位放射線治療に対する放射線感受性の組織学的分類子。

原題
Histological Classifier of Radiosensitivity to Spine Stereotactic Body Radiation Therapy.
背景:脊椎定位放射線治療(SBRT)は、従来の放射線療法と比較して優れた局所再発(LF)予防を示しているが、線量分割スキームに関するデータは乏しい。

方法:後ろ向きコホート試験では、2014年から2023年の間にde novo spine SBRTで治療された1,838人の患者を分析した。LFはMRI検査で評価し、脊椎圧迫骨折(VCF)は新規または進行性骨折と定義した。競合する死亡リスクを考慮した。

結果:追跡期間中央値は25ヵ月であった。2年LF率は治療レジメン間で有意に異なり、30 Gyの3分割照射が最良の結果をもたらした。VCF率も分割法に基づいて変化した。

結論:局所制御を改善し、介入が必要なVCF率を低下させるための最適なレジメンは、30 Gyを3分割で照射することであり、高悪性度病変に対する分離手術の潜在的な利点がある。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.05.078
PMID: 40516631

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