胃がんおよび胃食道逆流症における周術期durvalumab。

原題
Perioperative Durvalumab in Gastric and Gastroesophageal Junction Cancer.
背景:周術期FLOT療法は切除可能な胃および胃食道接合部腺癌に対して標準であるが、再発率は高く、免疫療法と化学療法の併用は転帰を改善する可能性がある。

方法:第3相試験では、948人の参加者に、1500 mgのdurvalumabまたはプラセボのいずれかを4週間ごとにFLOTとともに4サイクル投与し、その後、durvalumabまたはプラセボをさらに10サイクル投与した。

結果:追跡期間中央値31.5か月で、durvalumab群は67.4%の2年イベントフリー生存率を示したのに対し、プラセボ群は58.5%であった(P<0.001)。全生存率はそれぞれ75.7%と70.4%であった。 結論:durvalumabとFLOTの併用は、これらの患者においてFLOT単独と比較してイベントフリー生存率を有意に改善した。 Journal: N Engl J Med (CiteScore 2022: 134.4) DOI: 10.1056/NEJMoa2503701
PMID: 40454643

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