原題
Adjuvant Cemiplimab or Placebo in High-Risk Cutaneous Squamous-Cell Carcinoma.
背景:皮膚扁平上皮癌の高リスク患者は、局所治療後に再発に直面することが多く、全身補助療法は試験で十分に評価されていない。
方法:この第3相試験では、手術および放射線療法後に高リスクの特徴を有する患者を、補助療法としてセミプリマブまたはプラセボを投与する群に無作為に割り付け、主に無病生存率を評価し、局所領域および遠隔再発率および安全対策を含む二次アウトカムを評価した。
結果:415人の患者において、セミプリマブは無病生存率を有意に改善し(87.1%対64.1%)、局所領域(9対40イベント)および遠隔再発(10対26イベント)も減少させ、有害事象はセミプリマブ群の方が多かった。
結論:セミプリマブは、この高リスク患者集団において、プラセボと比較して無病生存期間を有意に延長させる。
Journal: N Engl J Med (CiteScore 2022: 134.4)
DOI: 10.1056/NEJMoa2502449
PMID: 40454639
コメント