原題
Pasritamig, a First-in-Class, Bispecific T-Cell Engager Targeting Human Kallikrein 2, in Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer: A Phase 1 Study.
背景:この第1相試験では、前立腺癌(PC)におけるヒトカリクレイン2(KLK2)を標的とする二重特異性抗体であるパスリタミグを評価した。
方法:以前の治療を受けた転移性去勢抵抗性PC患者は、安全性を評価し、推奨される第2相用量(RP2D)を決定することを目的として、漸増用量で皮下または静脈内パスリタミグを受けた。
結果:174人の参加者のうち、82.8%が治療関連の有害事象を経験し、主にグレード1または2であった。RP2Dが確立され、放射線学的無増悪生存期間中央値は7.85ヵ月であり、42.4%で前立腺特異抗原値が50%以上低下した。
結論:パスリタミグは良好な安全性プロファイルと予備的有効性を示し、KLK2がさらなる研究のための実行可能なPC標的であることを支持した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-00678
PMID: 40450573
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