ランダム化CAO/ARO/AIO-12第2相試験における局所進行直腸がん患者における2回の全術前補助療法後の生活の質。

原題
Quality of life after two sequences of total neoadjuvant treatment in patients with locally advanced rectal cancer in the randomized CAO/ARO/AIO-12 phase 2 trial.
背景:多施設第2相試験は,生活の質(QoL)に焦点を当てて,直腸癌患者における地固め化学療法(CT)に続く化学放射線療法(CRT)対CRT前の導入CTの効果を評価した。

方法:cT3-4 cN0-2直腸癌患者をCT+CRT(156人)またはCRT+CT(150人)のいずれかに無作為に割り付け、EORTC QLQ-C30+CR29およびWexnerスケールを用いてQoLを分析した。

結果:アンケートの完了率は3年間で低下し、グループ間のグローバルヘルススコアは安定していた。特定の領域では低下が観察されたが、有意なQoLの差は認められなかった。

結論:QoLアウトカムは両方の治療順序で類似しており、将来の臓器保存研究のための特定の領域における長期的な悪化を強調している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.05.018
PMID: 40409541

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