原題
Intrafraction motion stability of open vs. closed facemasks in head and neck radiotherapy: Insights from the OPEN phase III trial.
背景:OPEN試験サブスタディは、放射線療法中に3つのフェイスマスクデザインを用いて、頭頚部癌患者における分割内運動を評価することを目的とした。
方法:56人の患者の中間分析を実施して、閉鎖型、3点開放型、および5点開放型フェイスマスクを比較した。コーンビームコンピュータ断層撮影(CBCT)と表面誘導放射線療法(SGRT)技術を用いて分割内運動を評価した。
結果:CBCTとSGRTは共に最小の運動偏差を示し、マスクタイプ間に有意差はなかった。SGRTはCBCTでは見られない一過性の偏差を検出したが、すべての動きは許容可能な臨床的マージン内にとどまった。
結論:本研究では、オープンマスクとクローズドマスクの両方が同等の分画内安定性を提供し、SGRTが運動検出を強化することを確認した。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110941
PMID: 40409364
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