原題
The role of radiotherapy in small cell carcinoma of the esophagus: a retrospective study.
背景:食道の原発性小細胞癌(SCCE)は,特に進行した段階で予後が悪い希で攻撃的な癌である。
方法:この後ろ向き研究では、2015年から2020年までの15,463人の食道癌患者をレビューし、235人が原発SCCEであることを確認した。患者は放射線療法(RT)群と非RT群に分類された。カイ二乗検定および傾向スコアマッチング(PSM)を含む統計解析により、生存率および予後因子を評価した。
結果:全生存期間(OS)中央値は15.2ヵ月であった。RTはマッチさせた群のOS中央値を改善し(16.5ヵ月対11.5ヵ月、p<0.001)、RTは独立した予後因子として同定された。
結論:RTはSCCE患者、特に外科的介入のない患者に有益である。これらの知見を確認するためには、さらなる研究が必要である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02662-3
PMID: 40390071
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