椎骨少数転移に対する用量強化SBRT:プロスペクティブ臨床試験の結果。

原題
Dose-intensified SBRT for vertebral oligometastases: Results from a prospective clinical trial.
背景:本研究では、椎骨少数転移に対する同時統合ブーストアプローチを用いた線量強化体幹部定位放射線治療(SBRT)の安全性と有効性を評価する。

方法:2016年から2023年までの18施設にわたる第3相臨床試験で治療された143の椎骨少数転移を有する128人の患者からのデータを分析した。

結果:患者の年齢中央値は68歳で、2年全生存率(OS)は82.2%、局所失敗率は5.3%であった。グレード3の有害事象を経験したのは5.5%のみであり、重篤な合併症は観察されなかった。

結論:用量強化SBRTは、硬膜外または傍脊髄病変を有する症例を含む椎骨少数転移の治療に有効かつ安全である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110940
PMID: 40378895

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