局所進行子宮頸癌における化学放射線療法およびIGABT後の遠隔転移。

原題
Distant metastasis after chemoradiation and IGABT in locally advanced cervical cancer.
背景:本研究では、化学放射線療法とMR画像ガイド下適応小線源治療(IGABT)で治療した子宮頚癌患者における遠隔転移(DM)パターンとリスクを、シスプラチン併用投与の影響に焦点を当てて検討した。

方法:生検で確認された子宮頚癌患者1416人の多施設コホート試験であるEMBRACE-Iからのデータを分析した。治療には、外部ビーム放射線療法、シスプラチン、およびIGABTが含まれた。

結果:追跡期間中央値52か月の1318人の患者のうち、5年DM発生率は14%で、主に肺、リンパ節、および骨であった。危険因子には、非扁平上皮組織、リンパ節転移、大量の小線源治療、および4サイクル未満の化学療法が含まれた。

結論:DMは進行した子宮頚癌に多くみられ、高リスク群を標的とした戦略が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.04.037
PMID: 40354949

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