原題
Phase 2 Trial of Stereotactic Body Radiation Therapy with Dose Escalation Using Simultaneous Integrated Boost for Spinal Metastases.
背景:体幹部定位放射線治療(SBRT)は脊椎転移に有効であるが、局所再発が起こる可能性がある。この研究は、同時統合ブースト(SIB-SBRT)による用量漸増が、有害事象(AE)を増加させることなく局所制御(LC)を増強するかどうかを評価することを目的とした。
方法:脊椎転移の適格患者は、計画標的に30 Gy、肉眼的腫瘍体積に40〜45 Gyの線量で、1週間にわたって5分割でSIB-SBRTを受けた。フォローアップには神経学的検査およびMRIが含まれ、主に1年LC率が測定された。
結果:25人の患者の中で、1年および2年LC率はそれぞれ100%および95%であり、VCFは6人の患者に発生した。
結論:SIB-SBRTは管理可能な毒性で優れたLCを達成し、さらなる比較試験が必要である。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101760
PMID: 40342586
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