原題
LONG-TERM DEVELOPMENT OF 12- AND 15-YEAR-OLD OFFSPRING AFTER MATERNAL CANCER DIAGNOSIS DURING PREGNANCY: A PROSPECTIVE MULTICENTRE COHORT STUDY.
背景:母親の癌への出生前曝露とその治療が青年の健康に及ぼす長期的影響に関する研究は限られている。
方法:多施設コホート試験では、出生前に母親のがん治療に曝露された12歳および15歳の小児166人を評価した。臨床的、心エコー的、および神経認知的評価を実施し、ANOVAを介してアウトカムを分析した。
結果:心機能は概ね正常であったが、一部の小児は軽度の機能障害を示した。神経認知的評価では全体的に正常な結果が明らかになったが、化学療法は言語記憶スコアの低下と関連していた。妊産婦死亡および早産などの因子は記憶および注意に影響を及ぼし、一部の小児には追加の支援が必要であった。
結論:健康に大きな混乱は認められず、脆弱性はがん治療よりも早産および妊産婦死亡と関連していた。継続的なモニタリングが推奨される。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.04.011
PMID: 40339648
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