原題
The Efficacy and Toxicity of Hypofractionated Regional Nodal Irradiation in Breast Cancer Patients.
背景:領域結節放射線照射(RNI)は、選択された乳癌患者の腋窩リンパ節郭清に取って代わっているが、寡分割RNI(HF-RNI)に関する長期データは限られている。
方法:2008〜2020年の間にHF-RNI(照射線量中央値:40 Gy/16分割)で治療したリンパ節転移陽性または高リスクリンパ節転移陰性乳癌の154人の患者を分析した。一次エンドポイントは慢性毒性であったが、二次エンドポイントは局所および領域の無再発生存率、無病生存率、および全生存率であった。
結果:追跡期間中央値65.4か月で、慢性毒性は低く、リンパ浮腫の10.5%を含んでいた。5年生存率は高く、LRFS 98.0%、RRFS 99.3%、DFS 90.1%、OS 88.1%であった。
結論:HF-RNIは低い慢性毒性と優れた疾患制御を示し、確認のためにさらなる無作為化試験を保証する。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2025.03.014
PMID: 40311918
コメント