転移性去勢抵抗性前立腺癌患者を対象とした個別化線量測定による[(177)Lu]Lu-HTK03170の第I/II相試験:臨床試験プロトコル。

原題
A Phase I/II Study of [(177)Lu]Lu-HTK03170 with Personalized Dosimetry in Patients with Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer: Clinical Trial Protocol.
背景:[Lu]Lu-HTK03170は、オフターゲット毒性を最小限に抑えながら転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)を治療することを目的とした新しいPSMA標的放射性医薬品である。

方法:この第I/II相試験では、前治療で進行したPSMA陽性mCRPC患者における[Lu]Lu-HTK03170の安全、線量測定、および有効性を評価する。第I相では、最大耐量を決定するために3+3用量漸増デザインを採用し、第II相では、サイモン2段階デザインを用いて治療効果を評価する。

結果:一次エンドポイントには、第I相での安全性と最大耐量、および第II相での客観的奏効率が含まれ、生存と生活の質に関する二次測定が含まれる。

結論:この試験は、[Lu]Lu-HTK03170の安全性と予備的有効性を確立し、mCRPCにおける将来の臨床使用の指針とすることを目的としている。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.269064
PMID: 40306965

コメント

タイトルとURLをコピーしました