原題
Salvage thoracic reirradiation for recurrent non-small cell lung cancer: Clinical efficacy and the impact of consolidative immunotherapy.
背景:非小細胞肺癌(NSCLC)の孤立性局所領域再発患者におけるサルベージ胸部再照射(reRT)の臨床転帰を評価した。
方法:2011年から2021年の間に、NSCLCに対して治療された1219人の患者のうち130人が、60-72 Gyの線量でreRTを受けた。分析には、全生存期間(OS)、無増悪生存期間(PFS)、局所領域失敗(LRF)、遠隔失敗(DF)、および毒性評価が含まれた。
結果:OSおよびPFSの中央値は、それぞれ17.4ヵ月および8.1ヵ月であった。3年OSは25.9%であった。reRT後に地固め免疫療法を受けた患者は、OSおよびLRFの有意な改善を示した。
結論:胸部reRTは、特に免疫療法と併用した場合、長期的な利益をもたらす安全な選択肢である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110911
PMID: 40300728
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