原題
Hematopoietic Stem Cell Transplantation Outcomes for High-Risk AML: A Report From the Children’s Oncology Group.
背景:造血幹細胞移植(HSCT)は、第一完全寛解(CR1)期の高リスク急性骨髄性白血病(AML)の小児患者に用いられる。高リスクAMLの基準は進化しており、これらの患者におけるHSCTの有効性を評価するために本研究を促している。
方法:CR1におけるHSCTの転帰を化学療法単独と比較するために、測定可能な残存病変(MRD)および高リスクの遺伝子変化に焦点を当てて、2件の小児腫瘍学グループ第III相試験(AAML0531およびAAML1031)のデータを解析した。
結果:535人の患者において、HSCTは、高リスク群および標準リスク群の両方において、化学療法単独と比較して、再発を有意に減少させ、無病生存期間(DFS)を改善した。
結論:HSCTは、現代の高リスクAMLの定義を有する小児患者の転帰を著しく改善する。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01841
PMID: 40294366
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