原題
Goodbye face masks! Accurate head and neck radiotherapy using individual dorsal shells and surface guidance.
背景:表面誘導放射線療法(SGRT)は、放射線療法中の頭頸部(H&N)癌患者に対して、フェイスマスクのより制限の少ない代替法を提供し、不快感とストレスを軽減する可能性がある。
方法:26人のH&Nがん患者は、SGRTモニタリングを用いて背殻内での位置決めを受けた。コーンビームCT(CBCT)を用いて設定補正を行い、分割内運動を追跡し、運動が2 mmまたは2°を超えた場合に再配置を開始した。
結果:再配置は、運動のために1.1%、姿勢の不正確さのために4.4%の割合で必要であった。治療中断は症例の3.5%で発生し、分割内運動マージンは1.1 mmであった。
結論:背側シェルを有するSGRTは、放射線治療の精度を維持しながら、H&N癌患者の快適さを高める。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110909
PMID: 40288690
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