食道扁平上皮癌におけるプログラム細胞死蛋白1阻害薬と免疫栄養サポートを伴う根治的放射線療法の同時併用の有効性と安全:第II相多施設臨床研究。

原題
Efficacy and safety of concurrent programmed cell death protein 1 inhibitor and definitive radiotherapy with immunonutrition support in esophageal squamous cell cancer: a phase II multicenter clinical trial.
背景:食道癌は特に中華人民共和国で流行している。局所進行した手術不能例に対する標準治療には同時化学放射線療法(cCRT)があるが、毒性のために一部の患者では忍容性が低い。この研究では、cCRTに耐えられない患者に対して、PD-1阻害薬、放射線療法、および免疫栄養を組み合わせた代替アプローチを評価する。

方法:この第II相試験は、PD-L1陽性の切除不可能な食道扁平上皮癌患者を対象とし、50~60 Gyの放射線療法、sintilimab、および栄養補給を受ける。主要エンドポイントは1年無増悪生存率である。

結論:この研究は、より毒性の低い治療レジメンを通じて、手術不能なESCC患者の生存と生活の質を改善することを目指している。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02604-z
PMID: 40251674

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