原題
Thoracic radiotherapy schedules in limited-stage small cell lung cancer: A systematic review and network meta-analysis.
背景:限局型小細胞肺癌(LS-SCLC)の標準治療は同時化学放射線療法であるが、最適な放射線療法レジメンについては議論されている。このメタ解析では、様々な胸部放射線療法レジメンの有効性と安全性を比較している。
方法:いくつかのデータベースから無作為化対照試験(RCT)を検索し、抗腫瘍効果(全生存期間、無増悪生存期間、奏効率)および毒性を評価した。
結果:2363人の患者を含む8つのRCTが分析された。高用量超分画は、対照と比較して、全生存期間および無増悪生存期間を改善した。従来の分画は対照と同程度のアウトカムを示したが、食道炎リスクを低下させた。
結論:高用量の多分割および少分割レジメンは、毒性を増加させることなくLS-SCLC患者の生存を増強する。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110888
PMID: 40209857
Open Access
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