原題
Toxicity Within 6 Months of Heterogeneous Fluorodeoxyglucose-Guided Radiotherapy Dose Escalation for Locally Advanced Non-Small Cell Lung Cancer in the Scandinavian Randomized Phase III NARLAL2 Trial.
**背景:**NRALAL 2試験は、局所進行非小細胞肺癌(LA-NSCLC)に対する放射線量の漸増を評価するとともに、PET画像に基づく不均一な線量漸増を採用することにより毒性の懸念に対処することを目的とした。
**方法:**この研究には、パフォーマンスステータスが0-1でステージIIB-IIIBのNSCLC患者が登録され、厳密な正常組織の制約を維持しながら、標準的な放射線療法(66 Gy)または不均一に漸増された放射線療法(平均88 Gy)にランダムに割り当てられた。毒性は、治療中およびフォローアップ時に監視された。
**結果:**350人の患者のうち、両治療群間で同様の早期毒性率が観察され、グレード2の食道炎は28.1%(標準)および25.6%(漸増)であった。
**結論:**不均一な用量漸増は早期毒性の増加につながらず、LA-NSCLC放射線療法に対するこの戦略を支持した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-24-01386
PMID: 40249893
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