原題
Dasatinib and CAR T-Cell Therapy in Newly Diagnosed Philadelphia Chromosome-Positive Acute Lymphoblastic Leukemia: A Nonrandomized Clinical Trial.
背景:本研究では、新たにフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ芽球性白血病(Ph陽性ALL)と診断された成人に対する最前線治療として、ダサチニブとCAR T細胞療法の併用の有効性と安全性を調査する。
方法:浙江大学医学部第一付属病院で実施されたこの第2相臨床試験には、28人の成人が登録された。患者はダサチニブで治療され、CD19およびCD22 CAR T細胞の連続治療を受けた。
結果:CD19 CAR T細胞療法後の分子的完全寛解(CMR)率は85%であり、追跡期間中央値23.9か月後の全生存率および無白血病生存率は92%であった。
結論:併用療法は、新たに診断されたPh陽性ALLにおいて有望な有効性と許容可能な毒性を示し、さらなる調査が必要である。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.0674
PMID: 40244598
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