原題
Analysis of intra-fractional surface motion during adaptive radiation therapy and relation of internal vs. external position for prostate cancer.
背景:適応放散療法(ART)は治療中のリアルタイム調整を可能にするが、時間がかかる。表面誘導放射線治療(SGRT)は正確な位置決めと運動管理に役立つ。本研究では、長期RTを受けている前立腺癌患者におけるSGRTを用いた部分内運動を後ろ向きに検討した。
方法:ARTを受けている30人の前立腺癌患者を、137の治療分画にわたる表面位置の変化について分析した。コーンビームCT(CBCT)による内部標的位置とSGRTで記録した表面位置とを比較した。
結果:有意な垂直運動が認められ、表面位置偏差はSGRTと比較して垂直及び縦軸で一貫して高いことが分かった。
結論:SGRTは長時間RT中のモニタリングに有益であるが、それだけでは分画間の位置決めには不十分である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02638-3
PMID: 40247390
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