原題
Plasma Epstein-Barr virus DNA Temporal Clearance Pattern During Induction-concurrent (Chemo)radiotherapy for Risk Stratification in Nasopharyngeal Carcinoma.
背景:血漿エプスタイン-バーウイルス(EBV)DNAは上咽頭癌(NPC)の重要なバイオマーカーであるが、これまでの研究は主に単一時点の評価に焦点を当てており、治療中のEBV DNAクリアランスパターンの予後的意義に関する洞察が欠けていた。
方法:本研究では、新たに診断された非転移性NPC患者におけるEBV DNAクリアランスを、導入同時(化学)放射線療法中の3つの時点でレトロスペクティブに分析し、パターンを無増悪生存期間(PFS)と相関させた。
結果:2203人の患者の中で、5つのEBV DNA軌跡パターンが同定された。II型は他の型と比較して最も高い5年PFS(82.9%)を示した。
結論:治療中のEBV DNAパターンのモニタリングは、高リスク患者の同定に役立ち、進行した疾患を有する患者に対する強度を低下させた治療における注意を強調する。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.03.076
PMID: 40204246
Open Access
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