腫瘍形成外科手術後の超低分割部分乳房照射:第II相試験の二次解析。

原題
Ultrahypofractionated partial breast irradiation following oncoplastic surgery: secondary analysis of a phase II trial.
背景:部分乳房照射(PBI)は低リスクの早期乳癌の乳腺腫瘤摘出術後に有効であるが、腫瘍形成外科手術後の安全に関するデータは限られている。

方法:第II相試験では、Varian Edgeシステムで30 Gyを5分割で照射する修正Florenceレジメンを用いて、腫瘍形成性再建を伴う低リスクステージ0~1の乳癌腫瘤摘出術後の患者を登録し、放射線線量測定および審美的結果を通して有効性を評価した。

結果:2018年から2022年にかけて、50人の患者が参加したが、グループ間で線量測定指標に有意差は観察されなかった。審美的スコアは、追跡期間中央値46ヶ月で局所再発を伴わずに、両方の外科的方法で経時的に改善した。

結論:PBIは腫瘍形成外科手術後に安全かつ有効であり、優れた長期美容的転帰を提供する。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02630-x
PMID: 40234874

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