口腔の扁平上皮癌に対する術後放射線療法:術後の標的体積の選択と描写の指針となるデータのレビュー。

原題
Post-operative radiotherapy for oral cavity squamous cell carcinoma: Review of the data guiding the selection and the delineation of post-operative target volumes.
背景:現在のところ、頭頸部扁平上皮癌(HNSCC)における術後放射線療法(PORT)のための一次およびリンパ節の臨床標的体積(CTV)を描写することに関するコンセンサスはなく、その結果、治療にばらつきが生じる。

方法:European Society for Radiotherapy and Oncology(ESTRO)の学際的専門家グループは、現在のエビデンスおよび臨床経験とともに腫瘍の亜部位および病期を考慮して、口腔扁平上皮癌(OCSCC)におけるPORTの適応を評価した。

結果:同グループは、PORT適応に関する推奨事項を確立し、リンパ節CTVの描出をガイドするために、側性および非側性OCSCCの分類を導入した。

結論:本研究は、OCSCC術後治療におけるCTV描写のための国際的な合意ガイドラインの開発を知らせることを目的としている。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.110880
PMID: 40194704

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