原題
Radiotherapy Dose Escalation Failed to Improve Local Control for Intermediate-Risk Rhabdomyosarcoma on ARST1431: A Report from the Children’s Oncology Group.
背景:本研究では、COG ARST1431試験で治療された中リスク横紋筋肉腫(IR-RMS)患者における局所再発(LF)率を、リスク層別化のためのFOXO1融合状態と放射線療法(RT)線量の増加に焦点を当てて評価した。
方法:解析には297人の患者が含まれ、LFは原発部位での進行または再発と定義され、登録から3年後に評価された。
結果:LF率はFOXO1陽性患者で10.7%、陰性患者で21.5%であった。腫瘍が5 cmを超える患者(24.4%)は、5 cm以下の患者(9.8%)よりもLF率が高かった。陽子線および光子線RTは同程度の有効性を示し、用量漸増はより大きな腫瘍のLFを改善しなかった。
結論:RT線量の増加にもかかわらず、より大きな腫瘍では局所制御不良が持続したが、一次切除の遅延は転帰を顕著に改善した。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2025.03.038
PMID: 40185209
コメント