原題
Selective Elimination of Breast Surgery for Invasive Breast Cancer: A Nonrandomized Clinical Trial.
背景:術前補助全身療法(NST)は乳癌で病理学的完全奏効(pCR)につながる可能性があり、手術の必要性についての疑問が生じている。
方法:この第2相試験には、NST後に乳房病変が残存した40歳以上の女性が含まれていた。参加者は画像ガイド下真空補助生検(VAB)を受け、NST後に癌が残存していない場合は手術なしで放射線療法を受けた。
結果:登録された50人の患者のうち、62%が乳房pCRを達成し、追跡調査では、0%の同側乳房腫瘍再発、および非手術患者の100%の無病および全生存率が示された。
結論:本研究は、NST後に手術を省略することは、選択された症例では安全である可能性があり、診療を変更する前にさらなる研究が必要であることを示唆している。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.0207
PMID: 40152443
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