原題
Smoking increases breast toxicity despite adjuvant hypofractionated IMRT in early breast cancer.
背景:本研究では、術後に小線源治療ブーストを伴う乳癌強度変調放射線治療(IMRT)を受ける早期寡分割患者における急性及び慢性毒性に対する喫煙の影響を評価した。
方法:既知の喫煙状態を有する566人に焦点を当てて、2009〜2017年の638人の患者の後ろ向き分析を行った。急性毒性および慢性毒性は、標準化された基準を用いて評価され、カイ二乗検定および相対リスク計算を含む統計解析が行われた。
結果:喫煙者(31.3%)は同様の急性毒性レベルを示したが、非喫煙者よりも慢性線維症(35.6%対24.7%)および慢性疼痛(7.9%対3.3%)が有意に高かった。
結論:喫煙は、進行した放射線で治療された乳癌患者の慢性毒性を悪化させ、ガンケアにおける統合的な禁煙プログラムの必要性を強調している。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-025-02614-x
PMID: 40148972
コメント