原題
Incidence and Risk Factors of Interval and Screen-Detected Breast Cancer.
背景:マンモグラフィスクリーニングは早期乳癌(BC)検出に必須であるが、中間期癌(IntCa)は後になるまで診断されないことが多い。本研究の目的は、IntCaとスクリーニングで検出された癌(ScrCa)の発生率を評価し、IntCaに関連する危険因子を同定することである。
方法:スウェーデンのストックホルムにおける集団ベースのコホート研究では、1989年から2020年まで527,144人の癌のない女性(40〜74歳)を追跡し、家族歴やマンモグラフィーの密度などの要因を分析した。
結果:BCと診断された29,049例のうち、2.0%がScrCa、0.8%がIntCaであり、IntCaは症例の30%を占めた。IntCaリスクの上昇は、出産時の高齢、教育レベル、およびホルモン療法と相関していた。
結論:IntCa率は依然として懸念されており、より良い患者転帰のために個々の危険因子を組み込んだスクリーニング戦略の必要性を示している。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2025.0167
PMID: 40146116
コメント