転移性疾患の病期分類または再病期分類を受けているエストロゲン受容体およびプロゲステロン受容体陽性乳癌を用いた(68)Ga-NeoB PET検査/CT検査の診断能。

原題
Diagnostic Potential of (68)Ga-NeoB PET/CT with Estrogen Receptor- and Progesterone Receptor-Positive Breast Cancer Undergoing Staging or Restaging for Metastatic Disease.
背景:F-FDG PET検査はER/PR陽性乳癌の検出にはあまり感度が高くないが,ガストリン放出ペプチド受容体はこの型で過剰発現している。

方法:転移性疾患が疑われる患者における転移性ER/PR陽性、HER 2陰性乳癌の病期分類または再病期分類のためのGa-NeoB PET検査/CT検査の診断能力を評価した。

結果:登録された20人の患者のうち、Ga-NeoB PET/CTは75%で陽性であったが、F-FDG PET/CTは65%で陽性であった。Ga-NeoB PET/CTは、病期分類患者の50%および再病期分類患者の42%において、F-FDGによって見逃された疾患を検出した。

結論:Ga-NeoB PET検査は、ER/PR陽性、HER 2陰性乳癌の病期分類に有望な診断能を示しており、さらなる研究が必要である。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.124.268896
PMID: 40147847

コメント

タイトルとURLをコピーしました